リビングストーンデイジーの苗を植え替えしてみよう

リビングストーンデイジーの植替えをしよう 植物

大体2月くらいになるとリビングストーンデイジーの苗が花屋やホームセンターなどに並びます。

リビングストーンデイジーってのはこういう花ね(写真は1輪だけど成長すると一株からどんどん咲くよ)

確かにデイジーっぽい花の形状をしています。ただデイジーの花と比べると温色系でグラデっぽいカラフルな色合い、葉っぱもデイジーっぽくはなく、肉厚で葉の裏が特徴的。

★他の色の写真はこっちに上げました

今回はリビングストーンデイジーを苗から買った場合の植替え方について今までの自分なりの経験から書いていこうと思います。

リビングストーンデイジーの苗の植え替え

準備するもの

まずは先に準備しておいたほうがいいものについて上げときますね

・軍手など手袋
・スコップ
・ハサミ(※袋を開ける用)
・土(市販のもの)
・鉢底石
・鉢orプランター
・鉢底ネット
※あくまで一例です

……正直、他の花の植え替えをする場合とほぼ変わりません。

土は普通にホームセンターで売っている園芸用(花用)の土でOK。水はけの良いものがベスト。

土は自分で配合したい人もいると思うけど、ある程度慣れてからのほうがいいと思う

鉢のサイズはあまり小さくないほうがいいと思います。自分は確か4号ちょっとの鉢だったかな……?プランターの場合も少し大きめのほうがオススメ。横に広がるので小さいとギチギチになります(※過去これが原因で再度植替えたことあります……)。

…でも寄せ植えっぽくしたいならちょっと詰めないといけないしそこはケースバイケースかなぁ……?まあどっちにしてもあまり小さくないほうがいいと思う

鉢底ネットはプランターであればセットで売っていることが多いですが鉢はおそらく単体売りなので別に揃える必要があります。

ネットの要らないタイプのプランターもあるようなので買い慣れていない人は事前に調べておいた方がよさそう。

鉢の準備から始める

まずスムーズに作業をするために鉢・プランターの準備から始めます。使う前に汚れてる場合は軽く洗っておくことをおすすめします。

手順は、

①鉢の底にネットを敷く
   ↓
②鉢底石を敷き詰める(隙間が見えなくなるくらい)
   ↓
③土を苗が入るくらいの深さまで入れる

一旦土を入れたら一応ポットごと苗を載せてみて調整してみるとやりやすいと思います。

ポットから苗を取り出す

鉢のほうの準備が終わったら、ポットから土ごと苗を取り出します。土は乾いてるほうがやりやすい。

苗の根元を指で挟むように土を押さえ、ポットを少しずつ押しながら取り出します。

ものによっては出した時点で崩れるので心配かもしれませんが、今回のリビングストーンデイジーはおそらく大丈夫でしょう。

何故なら、

根…………!!

購入時くらいまで育ったものであればこのように根がビッシリと生えているので崩れる余地がありません。

逆をいえば『土をとろうとしても難しい』です。特に乾いているときにほぐそうと押さえると

『プツッ……』

…と、根がちぎれる嫌な音がします。ちょっとこわい。

ほぐせない以上このまま植えたほうがいいでしょう(過去この方法で植えてますが特に問題無く成長してるんで大丈夫だと思います)。

苗を鉢・プランターの土にのせ、周りに土を入れていく

先ほど準備した鉢・プランターの土の上(植えたい場所)に土ごと苗を置き、周りを土で埋めていきます。

慣れていれば手でもいけると思いますが、慣れてない人やそういう作業が苦手な人はこぼしやすいのでスコップが無難です。部分的に少量入れたい時はスコップだとかえって不便なので手で入れるなどケースバイケースで。

正直ジブンは慣れてないというか不器用ヘタクソだからスコップ無いとムリ……

水をあげて植え替えは終了

最後に水をたっぷりあげて植替え終了。

お疲れ様でした。

その後の管理について

植替え後の管理は以下のように行います。

・土が乾いていたら水をあげる(朝がベスト)
・日の当たる場所がおすすめ
・追肥は必要無し※元肥に依存
・枯れたら茎ごと切る(手でもOK)

市販の花用の土は元肥が入っているはずなので、それさえあれば最後まで元気に育ちます。追肥は特に必要ありません。

花は数日咲き続け、その後枯れていきます。枯れたら、茎から切ってしまいましょう。ハサミでもいいし、手でとってもOK。爪を立ててちぎれば以外とすぐとれます(※たまに硬いことあり)。

あ、リビングストーンデイジーは日が高くならないと開かないから、花が終わったと勘違いしないように注意して……(※花の終わりかけは花びらがしぼんで糸のように細く頼りない見た目になっていくのでたぶん見たらすぐわかると思う)

左が日が落ちて閉じた状態、右がしぼんできた状態。写真は開いた状態ですが花びらが明らかに細くなるので仮に閉じてても見分けはつくはず(自信が無い場合は開いている日中に確認したほうがいいかも)。

あと、熱帯的な見た目と反して激しい暑さには耐えられないので、夏が近づくにつれて全体的に枯れていきます。1年草なので枯れたらその苗は役目を終えたということ。一応種がとれるので、『来年は種から育てたい!』という人はとっておいていいし、逆に『種から育てる自信が無いけどまた育てたいな……』という人は来年苗が出荷されるまで待つのもいいでしょう。

まだ花が咲いてない時点では何色かわからないというのはありますがそこも楽しみのひとつ。どれも綺麗な花なのでご興味ありましたら是非育ててみてください。

ちょっと曖昧な部分もありましたが参考になりましたら幸い。自分も次が3年目となるので、今度はちょっと違うことに挑戦してみようかなと思ってたりします(※24年11月現在)。

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