22年4月。外でふと家の壁を眺めたとき、何かが貼り付いているのを発見。
蛾がいる……
茶色い蛾って何か夜のイメージあるんですけど、今までも明るい時間帯に結構見てる気がするから案外そうでもないのかも。
薄茶色の体にきれいに黒っぽいスジ模様が入っているのが見えます。遠くで見ると何となくヒマワリの種っぽい。
サイズは…どうだろ、3cmくらいだったかな?(流石に測るのはムリだったんで大体目測)そんなに小さくもないけど大きくもないといったところ。
横から見るとこんな感じ(※1枚目で力尽きたんで色塗る元気無かったです)
触角がどこかにあるはずなんですが撮った写真をじっくり見たところ、どうやらぴったり畳んでるっぽい。目の上部分に線が見えたのでおそらくココ(絵にも一応線を入れたんですが分かりづらいかも)
さて、この蛾の正体ですが、調べたところ
『セスジスズメ』
と判明。羽の模様に目が行きがちだけど、そう言われてみれば確かに背中にもスジ模様があるからコレのこと…かな?(違ったら申し訳ない)
ここまで調べて、名前にちょっと既視感が……
ん?あ、あー、アレか!!
実を言うと、自分は幼虫の方は既に知ってました。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
コレ。黒い体に赤い規則的な斑点、白いラインが特徴。ツノみたいなのが生えてますがそっちは尻です。
全くの初見だとどっちが頭でどっちが尻かわからないんですが、よ~く見ると頭の方がよく動くのでわかります(といっても苦手な人だとじっくり見るのキツいと思うんでアレですけど……)
そういやオオスカシバの幼虫も尻に突起あるなぁ
因みにオオスカシバの幼虫は緑色でここまで毒々しい色合いじゃないんですがシルエットは割と似てるかも。
黒と赤の配色って派手……というより毒々しいイメージがあってちょっと不安を覚えるんですが、特に毒があるわけじゃないようです。ただほかの蝶や蛾の幼虫同様、特定の植物の葉を食い荒らすため園芸をしている人にとっては害虫です。場合によっては駆除が必要となります、ご注意を。
スズメガといえば今までスズメガの仲間である『オオスカシバ』『ホウジャク』の写真は撮ったことがあります。ただ見た目がかなり異なるのが面白いところ。この2種と比べると些か地味ではありますが、これはこれで可愛いと思います。
……というわけで、今回は『セスジスズメ』という蛾についてでした。
★オオスカシバとホウジャクについてはこちら↓
★薄茶にシュッとした模様…といえば前にこういうのも見かけたことがあります。今のところこの1回だけですが……↓