春は暖かくなることでいろんな花が咲き始める時期。見てるだけでも楽しくなりますね。
中にはこのような花も。
『スノーフレーク』っていう花。
特徴について簡単にまとめてみようと思います。
スノーフレークの特徴って?
花の形状:ベルっぽい
スノーフレークの花を簡単に図にしてみました。
※右端はオマケなんであまり気にしないでください
少しスズランと似ているのですが、それよりちょっと細長いようなイメージ(※ものによってはもう少し短いです)。花びらは図の左のように内側には戻らず、そのまま外側に向かって広がっているのが特徴。
袋のようになっているところから2~3輪ほどニョッキリと生え、下に垂れ下がります。たま~に茎が上に伸びきらないまま花が咲くと上を向いていることも。
そして最大の特徴は『模様』です。花びら1枚につき1つ、ポツンと緑色の小さな模様があります。
こんな模様がある花ってあまり聞いたことないから面白いですねぇ
オシャレで可愛いっす!
こちらは内側の絵。咲き終わりなのかものすごく開いている花があったため、当時撮影した写真を参考に描写。
白い花なのであまり境目がわからないのですが、花びらは6枚あります。内側に3枚、外側に3枚ですね。先ほど上げた特徴である緑の模様は内側からもはっきりと見えます。おしべがけっこう長いです。
※本来中心部にめしべがあると思われますが、写真の写りがちょっと悪くてよくわからなかったので今回は省略してしまいました。
葉の特徴:シュッとしてる
葉は濃い緑色。鮮やかな緑というより少しだけ黒っぽい気がします。
数枚シュッと上に向かって伸びています。そのような様子から遠目で見たときには硬く鋭そうに見えますが、よく見ると葉の先は丸っこいです。
何て言うか、バターナイフみたいな形っすかね?イメージ的に……。
間違えやすい花に注意
最後に『似ている花』について簡単に。
スズラン
まず、白くてベルのような形の花といえば定番のひとつとして『スズラン』が上げられます。別名も『スズランズイセン』つまり『スズランっぽいスイセン』(※スイセンとスノーフレークは同じ仲間)なんですよね。名前に付くくらいなので初見だとかなり間違えてしまいそう。実を言うと自分も最初の頃間違えていて、家族に教えて貰った記憶があります。
スイセンはもう少し花が小さく、先が絞ったようになっていて全体的に丸っこいです。また、スノーフレークのような緑色の模様はありません。
形の判別が難しい場合でもとりあえず『花に緑の模様があったらスノーフレーク!!』と覚えておけばよさそう。
スノードロップ
2つ目。『スノードロップ』という花があります。
どっちかというとスノーフレークよりスノードロップのほうが聞いたことある人多いんじゃないかな~と思いますが…実際のところどうでしょうね……。
色合いはかなりそっくりなんですが、形は全然違います。
こちらは花びらが3枚、外側から見るとしずくのような形。よく見るとスプーンのように内側に曲がっています。(画像右は下から内側を見た図。)
葉の色や形状も似ていますが、スノーフレークより少し太くどっしりした感じ。
他にもあるかもしれないんですが、今のところ似ている花で思い浮かぶのはこの2つかなと思います。また何か見つけたら追記しますね。