皆様は『やけど虫』という名前を聞いたことはありますでしょうか。
『アオバアリガタハネカクシ』という虫です。
イラストだとちょっと大きく見えてしまうかもしれませんが、実際は小さく細い虫です。1cmも無いくらい…かな?(測ったこと無いから大体ですけど…)
オレンジ色と黒が交互に並ぶ特徴的な色をしています。名前に『アリガタ』と付いている通り、大きさや見た目がアリに似ています。とはいってもアリと比べると体に凹凸が少なく、色も割と目立つので、『こういう虫なんだ』ということを知っていればすぐピンとくると思います。動いているところを見ると少しハサミムシっぽい感じもあります。
…で、何故これが『やけど虫』と呼ばれているかというと、『体液が肌に付くとやけど状の症状が出る』からとされています。
そんな虫危ないのでは…!?
確かに危険な虫と言えると思います。なので、過度に恐れずに適切に対処する必要があります。
前述の通り、『体液が付く』と症状が出るため、まず『潰してしまわない』ことは大事です。余程のことがない限りは触ること自体やめたほうがいいでしょう(触る場合はもう自己責任で…)。ただ、大人は自分で判断ができますが、小さなお子様などの場合誤ってつぶしてしまうリスクも高いのではないかと思います。大人でもとっさに潰してしまうことも考えられますし、もし見つけて危険と判断した場合は駆除も視野に入れた方がいいかもしれません。
体感どこにでもいるような虫です。昨年1回、今年2回見ました(※22年5月現在)が、どれも鉢植えやその周辺で見ているので、ガーデニングする人も注意が必要ですね。
最後に。もし体液が付いてしまった場合はお医者さんで診察を受けることをおすすめします。