【栽培日誌】デコボコになったイチゴとその原因

とよのかの奇形果 植物

こんばんは、ゴロです。

自分はいちごの『女峰(にょほう)』と『とよのか』をプランターで育てているのですが、今『とよのか』の実が成っています。

…いや、何かすごない?コレ

収穫↓

種の部分が盛り上がってすごくデコボコです。赤いんでタコの吸盤のようにも見える。

これは自家受粉を怠ったことが原因と思われます。

外で暖かい時期に栽培するのであればミツバチとかが受粉してくれるはずなんですが、今は冬でほぼそういった虫はいませんからね(ハナアブはたまにいるけど)。

最初にできた『女峰』の実(※上写真)は比較的きれいな形になったんでその感覚で完全に油断してました。今まで撮った写真を見返したところ、上の女峰は11月10日撮影時には既に小さい実ができていたので受粉はもっと前。となれば、おそらくその時期にはまだギリギリいたんじゃないですかね、ミツバチとかハナアブとか(※地元は暖かいので、雪の多いような地域よりは遅くまでいると思います)。今回のとよのかは12月20日周辺に花が咲いてますが流石に12月中~下旬ともなると飛んでないですね。たま~~~にハナアブいるくらい。

 

…ところで食べれるんやろか?コレ

形がアレなんですけど、せっかく育てたんで実食をば。

洗って、半分に切ってみました。凹凸がすごいので洗いづらいけど、かといって力を入れるとつぶれそうなんでちと大変。

中まで赤い。切ってみると普通にイチゴって感じで形はあまり気にならない。

さっき上げていた女峰の断面を比較用に上げてみます。こっちはとよのかより色が薄いし模様も目立たない。このような感じで、イチゴは品種によって中が赤かったり白かったりするんで、ご興味があれば実際に比べてみると面白いと思います。

で、感想はというと、

あっ…うまっ……

普通にイチゴって感じでおいしい。特に先あたりが甘い。ちょっと外側が硬いかなという気はしましたけどそこまで気になるものでもない。

ということで、食べる分には特に問題はないということは確認しましたが、あまりにデコボコなのもなぁ(自分は大丈夫だけど生理的に受け付けないって人もいそう)と思ったんで残りの花は綿棒でなでて受粉しておきました。ちょっと遅いかもだけどどうだろなぁ…。

春以降だとミツバチが頑張ってくれるかもしれませんが、必ずイチゴの受粉をしてくれるという確実性はないので自分でやったほうがいいだろうと思います。みなさんもイチゴを育てる際はお気を付けくださいませ。

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