何だか急に寒くなってきましたが、外を見るとまだまだいろんな花が咲いています。
秋の花のひとつにこのようなものもあります。
ホトトギスって花
品種によって多少差はありますが、基本的に白地に紫色の斑(まだら)模様があるのが特徴。
形も特徴的で、花弁の根本に3つ、ハートのような形状が見てとれます。中心は噴水みたいな形。
※背景を一部加工しています
これは21年に撮影したホトトギス。こっちのほうが地の色が薄く、斑模様が大きい。
上写真のものは白地に紫色の斑という強いコントラストがかなり印象的だった記憶があります。個人的には面白い花だな~と思ってて結構気に入ってるんですが、模様が模様なので人によってはちょっと背中ゾワゾワするかも。
ところで『ホトトギス』という名前で連想するものって大体鳥だと思うんですよね。そもそもホトトギスという花があること自体知らない人も多いんじゃないでしょうか。
ジブンも知ったのたった数年前だもんな~
実際、鳥のホトトギスと模様が似ていることからこの名前が付いているようです。
…似てるかなぁ……
鳥のホトトギスの写真は持ってないのでネットで探していくつか見てみたんですけど、ぶっちゃけそんなには似てないような……。
色のせいかもと思ってちょっと写真に加工をば……
モノクロにしてみました。こうやって見るとちょっと似てる…かも?
……と、いろいろ考えてみてふと『本来ホトトギスと名前が付いた花はもっと斑が地味な品種だったんじゃ?』と思い至りました。今回上げてる写真は色の濃さを見る感じたぶん交雑種だと思うので(はっきりわからないけどタイワンホトトギスに近い気がします)、もともと日本にあった種は全体的に色が薄く、かつここまで斑が強く出てないはず。ヤマホトトギスとかヤマジホトトギスとかあのへんを基準に考えたほうがいいのかも。
(※個人的にそうかなと思って言ってるだけなので実際合ってるかはわかりません、あしからず)
じゃあ上の画像の加工作業あまり意味無かったな……
(まあ気づきは得たし良いか……)
あくまで自分の所感なので、ご興味ある方は是非ご自身でもお手持ちの図鑑やインターネットの検索画像でご確認くださいませ。
とりあえず、斑模様でこのような形状の花は『ホトトギス』なんだな、って覚えてもらえたら幸い。