22年7月某日。外で花の世話をしたついでに色々見てたんですが、
大きな『アゲハチョウ』を発見。模様から見るに『キアゲハ』。
こう見るとやはり綺麗な模様をしてますね。
普段アゲハチョウはたまに見かけるので特に珍しくは無いんだけど、大きい割にすばしっこく、木や花などになかなかとまってくれないので今まで写真を撮る機会がありませんでした。
逃げるといけないので念のため遠くから1枚撮った後にソロリ…ソロリ…とできるだけゆっくり、足音を忍ばせながら近寄ってみました。アゲハチョウって結構蝶々の中でも敏感に反応するほうだと思ってて(※勝手に思ってるだけなんで違うかもしれない)、でもこの蝶は自分が寄ってもジッとして動かない。更に、ちょっと風が強くて、枝が結構揺れてるんだけどそれでも微動だにしない。そんな感じなもんだからちょっと『い…生きてる…?』って心配になってしまうほど。
んで、近寄って気がついたんですけど
さ、サナギだーーー!!
そう、サナギがすぐ横にありました。
つまり羽化したばかりのキアゲハだったわけです。
アゲハチョウ本体に気を取られてて全然気づきませんでした。
しかし、なかなかこういうのは偶然見る機会が無いのですごくラッキーですね。見た感じ、羽もしっかり広がっているので問題なく羽化できたようです。
写真を撮った後家に入ったところ、しばらくしたらポツポツと雨の気配が。だんだん雨の音が強くなる中この蝶々のことが気になってきました。(大雨ならともかく普通の雨くらいだったし多分心配されるほど野生の蝶はそんなに弱くないんだろうと思ってはいるんだけど……。)
通り雨だったのかしばらくしたら雨がやんだため、夕方頃にもう一度見に行ってみたんですが、既にいなくなっていました。まぁ数時間は経っていたし、特に怪我して落ちてしまった様子も無かったので無事に飛び立っていったよう。
元気でな…キアゲハ……。
オマケ。雨上がりにもう一度撮ったサナギ。見た感じ雨が打ち込んで水が溜まっているように見えます。
ちょっと面白い発見。