『キュウリグサ』~野生の青く小さな花~

キュウリグサ 植物

こんばんは、ゴロです。

今回ご紹介するのはこちらの花。

『キュウリグサ』といいます

《キュウリグサの特徴》
・花:大きさ5mmくらい、とても小さい。青色、中心に近い部分は白。
・茎:上部分が緑、それ以外は赤っぽい色。産毛が多い。
・葉っぱ:スプーンのような形。裏側に産毛が多い。

キュウリという名前が付いているのですが別に同じ仲間というわけではなく、キュウリに似た香りがするというのが名前の由来と言われています。試しに嗅いでみて最初よくわからないなと思ったのですが、後から草の汁の話と知りました(失敗!!)。

上部のアップ写真。花はうまく写っていませんが、茎~葉の裏にびっしりと産毛が生えているのがわかりやすいです。

花はあまりに小さいので肉眼ではちょっと細部がわかりづらいかもしれません。じっくり見るならば、虫眼鏡で拡大するか、写真を何とか上手く撮って拡大するかといったことが必要かと思います。

実物とデジカメの画像を見ながら描いてみました。花びらの切れ込みの部分は丸っこく見えますが、実際のところ少しだけ四角っぽい形をしています。また、写真だとちょっと白っぽく映ることがありますが、肉眼だともっとはっきり青色をしています。

直射日光の当たらないところだとはっきり青っぽいんだけど、当たるところだと反射するから白っぽく見えるかもしれないです

葉の裏はさっきの写真で出てましたが、①葉柄(ようへい:茎と葉をつないでいる細い茎のようなところ)にも葉が生えています。葉と合わせて少し内側に折れ曲がっているので、毛も内側を向いているように見えます。葉柄の産毛は肉眼でもけっこうわかるのですが、②の葉の裏の産毛はちょっと肉眼だとわかりづらいです。ただじっくりと見ればわかります。葉の表は裏以上によくわかりませんでしたが、光に当たってうっすら見えるかなといった感じです。ほぼわかりません。

③は地面に植わっている状態を簡単に描きました。地面に近い葉は広がっています。また、下の葉の方が上のものより比較的大きく丸っこいです。

可愛い花ですが、雑草なので、残念ですが場合によっては除草の対象になります。根はそこまで深く張らず抜くの自体は難しくないので、草むしりでむしったついでにでも是非一度じっくり見てみてくださいね。

アブラムシも付くから気をつけてね

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