2024年9月。地面を何かが跳ねている気配があったのでよく見てみると、薄茶色のバッタがいました。
土と同化してる……
背中側。黒い三角形の模様が2つあります。足も縞々。近くで見るより遠くから見た方が模様がシュッとしててシャープに見えます。
種類は『マダラバッタ』と思われます(良く似たバッタで『ヒナバッタ』というのもいるみたいですが模様から見るにおそらく合ってる……はず)。
確かに縞々というよりまだら模様かも。
『ヒメバッタ』という異名もあります。というか実を言うと自分はこっちの名前を先に知っていたので後から『アレ?』てなりました。『ヒメ』と名前がつくものは大抵サイズが小さいです。このバッタは実際測ってみたわけじゃなくて目測ですが大体3cmくらいかな?という印象。
そんなに小さいかなぁ?て思ったけどトノサマバッタとかショウリョウバッタとかと比べると確かに小さいかもな……
因みにもっと小さいバッタで『ヒシバッタ』というのもよく見るんで特段小さいってイメージは個人的にはあまり無いです(そもそも1cm無いくらいとか小さすぎるのでカウント外な気もする)。
★ヒシバッタはコレ↓
ところでこのバッタ前に見た気がしたんでファイルを漁ったら22年にちょっと遠出したときの写真を発掘しました。
こっちのほうが写りがいいかもしれんですね……
時期もドンピシャで9月。この時期多いんかな(たぶん地域にもよる)
今年撮影した時は2匹しか確認できなかったんですがこの時はめっちゃめちゃいっぱいいました。
別向き。
今年のも22年のも薄茶色をしていて、側面一部のみ緑といった感じ。色は個体差があるようで、自分が見たものはほぼ薄茶だったんですが、写真を漁ってたら1枚だけ緑の個体がいました。
…色よりでかさが気になるな……
茶色いほうを3cmと仮定するとたぶん4cmくらいあるかな……?
模様が同じなんで大きい方はメスと思われます。
当時の記憶だとマダラバッタ自体はたくさんいたんだけど大きいサイズはあまりいなかったような気がします。メスって全体的に少ないんですかね?そっちの界隈のことあまり詳しくないんで何ともですが……(たまたまだったのかも)
しかしこう見ると緑は葉っぱ、茶色は枯れ葉や地面の色と似通ってて、跳ねたりしないとなかなか見分けがつきづらいです。これを読んでる貴方も外を歩いてたら実は足下にいるかも……?
最後に。めっちゃ飛びます。バッタってすごいね