『ナガメ』と『ヒメナガメ』、邂逅シーンに遭遇

カメムシ

6月某日。

家族の家庭菜園を久しぶりに眺めていると、たまに見るオレンジ色の虫と遭遇。

お、ヒメナガメ久しぶり

ヒメナガメについては前に書いたけど、オレンジ色と黒が映えるカメムシ。ちなみに『ヒメ』というのは小さいという意なのでオスでもヒメナガメ。

ヒメナガメの写真は前回の記事でいくつかまとめてるので興味があれば覗いてみてください。

相変わらずちっさいな~と思いながら近くを見るともう1匹。

あ~2匹おるやんけ~~~と思ってよく見たところ、

※最初は離れてたとこ撮ろうとしたものの全部ピントぼけてたんで近くに来たやつを採用

…んんん~~~~~?????

『ヒメナガメ』じゃなくて『ナガメ』でした。

同じようにオレンジと黒なんだけど、背中の模様がちょっと違うのが特徴↓

ざっくりこんな感じ。ナガメのほうが模様が単純で、黒い部分の面積が広い。今回の写真だとヒメナガメのほうが色が薄いんだけど、前に見たヒメナガメはもっと色が濃かったんでたぶん個体差があるんじゃないかと思います。

あくまで模様の比較用に並べたから同じ大きさで描いたけどヒメナガメのほうが小さいよ

実を言うと、今まで見たことあるのはヒメナガメばかりで、ナガメの実物を見るのは今回が初めて。意外におるもんだな~とちょっと感動を覚えました(どっちのことかはわかんないけど家族曰く『よくおるよアレ』とのことだったんで単純に自分がタイミング悪くて見れてないだけのような気もする)。

そのまましばらく見ていると、2匹に変化が……。

追いかけはじめた……

ヒメナガメがナガメの後ろをついていき、ナガメが走り回るという構図に。

虫の生態に関しては詳しくないのでアレなんですが、見た感じ後ろからせっつかれてるというか追い立てられてるように見えたのと両方かなりのスピードで移動していたことからたぶん

『テリトリーに入ってきたナガメをヒメナガメが追い払おうとしている』

のかな…と思います。それにしてもからだが小さいほうが物怖じせずに追いかけまわしているのを見ると逞しいなぁと感じます。これが…仁義なき漢の戦いか……(※レディの可能性もあるので実際はわかりません)。

しばらくしたら離れたのでやっと落ち着いたよう。

ちなみにここでナガメの裏側が見れました。ヒメナガメは黒模様のほかは白一色ですがナガメは下半分オレンジ色みたいですね。意外と違う部分が多いみたい。

ここでもうワイも別の場所に移動したからこの後どうなったかわかんないな

また出くわして追いかけまわされたのか、はたまた新天地へ旅立ったのか。今となっては知ること叶わず。

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