23年、2月も後半。外を歩いていると、何やらひらひらと舞う姿がちらちらと視界に。少ししたら葉っぱの上にとまりました。
おや、シジミチョウだ
記念すべき、23年初シジミ。
別角度。羽の白さと複眼の濃さから『ルリシジミ』と断定。性別は先ほどの羽の表を縁取っている黒い模様からメスとわかります。
最初別のところにとまっていたのを移動し始めたので目で追っていたら、近くのトキワハゼにとまりました。画像の花ですね。(※本当はこっちも描いてたんだけど思ったように描けなかったんで諦めて写真切り取って背景だけ足した)白と紫の小さい花です。いろんな写真を見てると少し地面から花の部分が起き上がっているものをよく見かけるんですが、自分が知ってるトキワハゼは地べたに這うように生えていることが多いです。今回のもそう。茎の部分が短いからそうなるっぽい。
生えているところの土の質(栄養分とか)が原因だったりとか?
ん~、それかまだ時期が早いのかもしれん…
うちの地元は比較的温暖なので結構早めには見かけるようになるんですが、本来トキワハゼの全盛期(?)はもう少し暖かくなってからですね。なのではっきり断言はしかねるものの、単純に『まだ時期が早いから』という線のほうが強そうな気がする。昨年夏近くに見たものは(自分が知っているものにしては)珍しく背が少し高かった記憶があります。丁度カメラ忘れてて撮れなかったのが若干心残り。
割といろんなとこに生えてる雑草だし、今年はもうちょっと注意深くいろんな場所を見て高さを確認したほうがいいっすね。一つ目標ができたナ!
【22年のトキワハゼ(全部背が低い)】↓
因みにこっちは22年6月に撮影したルリシジミ。さっきの写真は写り自体あまり良くないんですが、それを抜きにしても模様が薄いような気がします。こちらはかなりくっきり模様が出ているので全然違う印象を受けます。
あと、自分の記憶してるものと比べると何かすごく小さい気がしました。片羽がたぶん1.5㎝あったかどうかってくらい。画像で言えば、トキワハゼの花びらの部分が大体1cmくらいで、羽がそれと比べるともうちょっと大きいかな?この時期のシジミチョウなら冬越しした個体だろうし、もしかするとこちらもこの時期の個体は暖かい時期のものより小さいとか模様が薄いとかそういうのがあるのかもしれない(※一応ざっと調べたけどよくわからなかったんで勝手な予想です。違うかもしれん……)
しばらくしたらまたひらひらと飛んでいきました。元気でな……。