22年9月某日、日も暮れ辺りも暗くなってきた頃。花の水やりをしようと玄関先に出たところ、緑色の中に何やら白っぽいものが……。
何じゃコレ
見たことが無かったので急いで部屋に戻り、デジカメを手に再度外へ。2枚ほど撮影。
上画像はそれを基に描き起こしました(暗かったんで若干色合いは違うかも)。
薄茶色の蛾で、見た感じそこまで大きくはなかったかな……体長3cmくらいだったんじゃないでしょうか。結局水やり終わって家に入るまでそこを動きませんでした。
ここまでなら普通にそのへんにいる蛾って感じですが、特筆すべきはその模様。
濃い茶色の三角模様が入っています。画像のように近くで見ると少しカーブが入っていますが、遠くから見るとかなりシャープに見えます。初見だとインパクト大。
…さて、肝心のこの蛾の正体ですが、調べてみたところ
『サンカククチバ』
だそう。
名前そのまま三角なんだ……
『三角(さんかく)』はわかるとして、クチバって何だろう……羽が茶色くて枯れ葉に似てるから『朽葉(くちば)』……?(違ったら申し訳ない)
因みに○○クチバって蛾は他にも結構いるみたいです。
こういう虫を見て思うのは、『遠くで見る時と近くで見る時で模様の印象が違うなぁ』ということ。先ほども書いたんですが、遠くから見るとシュッとした線やパリッとした模様に見えても、近くで見ると割と模様の輪郭が細かかったりします。
蝶や蛾の模様って見てると割と面白いんよね
できればまた撮影してみたいなと思っていますが24年11月となった今に至っても再び出会うことは叶っていません。珍しいのか、暗くならないと出てこないのか……?まあ、運もありそうだしのんびり待ちます。
以上、『サンカククチバ』についてでした。
★24年に遭遇したこちらは色合いソックリでスジ模様が印象的。『セスジスズメ』↓
★蛾とは違うけどこっちは散歩中にたくさん見かけたバッタ。これも薄茶ベースだから色合い似てるかも↓