暖かくなってくると蝶がたくさん見られるようになります。
中にはこのようなオレンジ色の蝶も。
『ツマグロヒョウモン』。
ヒョウのような紋様があります。このような模様の蝶はほかにもいるんですが、ツマグロヒョウモンは羽根のフチが黒いのが特徴。
端(つま)が黒い…からツマグロって言うみたいよ
ああ~~~なるほどっす
ツマグロヒョウモン
表の模様と雌雄の違い
オスとメスで見た目が違いがわかりやすいのも特徴。
メスは羽の上部が白黒なので印象がだいぶ異なります。
オレンジ色はどちらも上部分は赤みが強く、下は黄色っぽい。
横から見たツマグロヒョウモン
羽を閉じた状態はこんな感じ。
クリーム色に黄土色っぽい紋様があります。表と比べると少し地味かもですが、これはこれでパキッとした色合いで面白い。
春に多いが秋もたまに見る(※体感)
幼虫はパンジーなどのスミレの仲間を食べるので、それらが元気な春あたりによく見かけます。なので個人的には春が最盛期(?)なのかなというイメージ。
それ以外で自分が今まで撮った写真を確認してみたところ、大体4月と10~11月といった感じ。秋にも見かけますね。夏は…どうなんでしょうか、自分はあまり見た記憶が無いです。どちらかというとシジミチョウ系はよく見かけた気がします。
地域にもよるかもしれないので今後もっとよく観察してみようと思います。
【秋に見かけたツマグロヒョウモンの話】↓
毒々しい色の幼虫(※毒は無い)
ちょっとさっき幼虫の話をしたんですが、たまにパンジーやビオラに黒くて赤い模様とトゲのある毒々しい幼虫がいることがあります。実はコレの幼虫です。
毛虫っぽいけど毒は無いんで心配しなくて大丈夫。ただ花や葉を食い荒らしてしまうのでその点は注意が必要。
あと、もしプランターや鉢植えにパンジーを育てている場合、葉や花など見える場所だけでなく容器の端部分(裏側)の見えないところにもいる可能性があるので、鉢ごと移動させる際はよく見てから持った方がいいと思います。
【幼虫はこんな感じです】↓
【更に成長してこのようなサナギになります】↓