22年初夏。そろそろパンジーやビオラも最盛期を過ぎますね。
育てていたビオラにちょっと前にツマグロヒョウモンが産卵したようで、幼虫がたくさん発生しました。もうビオラも徒長してきたし、せっかくならサナギが見れるかもしれないと思ってしばらく放置して様子見。
幼虫も大きく成長してきたとある日。幼虫が1匹、いつもの場所とは少し離れている別の植物の葉の上にいるのを発見。日陰だったんで、暑いから避難してるのかな?と思っていました。
そして次の日についに…。
お、これは……!
サナギだー!!
そう、これが『ツマグロヒョウモンのサナギ』です。
先述の植物の葉の裏にいたのですが、たまたま少しめくれていて気づきました。めくれてなかったらたぶん気づかなかった。
全体は茶色く、トゲがあります。また、下半分…こちらが頭の部分なのですが、そのトゲは金属のように光沢があるのが特徴。遠くで見ると日光が反射してキラキラ光るので、最初見た時に水滴かと勘違いしたほど。
…と、念願のサナギが見れたわけなのですが、残念ながら、もしかすると羽化はしないかもしれない…と思っています。
理由はコレ↓
…これって……
見つけたときには既にいたんですけど、日陰になっていて肉眼ではよく見えず、かろうじてカメムシっぽいというのだけはわかりました。また、当時撮影した写真にもあまりうまく写っておらず……。
ただ、おそらくコレかなぁと思います(次の日に発見)↓。
カメムシは草食と肉食がいますが、コレは肉食。…ということは、既に中身が食べられてしまったかもしれません。見える場所と反対側なのですが、下手に触って傷を付けたり落としたりすると怖いので確認できず。
万一無事な可能性もあるので、もうしばらく様子を見ようと思います。
そして別個体なのですが、
幼虫があと2匹おりまして、そのうちの1匹がサナギになりました。
プランターのフチの下部分で夕方頃じっとしているのを発見。もしかすると近々…と思っていたところ、もうそこを定位置と決めたようで、そのままサナギになっていました。こんなとこにもちゃんとくっつけるんですね……。
幼虫のあと1匹はどこかに移動しようとしているところまでは見たのですが、数時間後にはいなくなっており結局見失ってしまいました。どこかで無事にサナギになってるといいな…という期待。
結局のところ、幼虫は見た感じ少なくとも6~7匹はいたと思うのですが、無事にサナギになるところまで見れたのはこの2匹となりました。自然界は厳しいね……。
とはいえ、羽化はまだなので油断せずに様子を見てみようと思います。羽化を見れるかは別として……。どうなったかまた後日追記したいと思います。
【幼虫についての話】↓
【成虫と似た蝶についての話】↓