22年9月後半。ノシメトンボがたくさん飛んでいました。写真を撮っている中、どうやら違うトンボが混じっていることに気づき。
『ウスバキトンボ』では?
黄色いトンボの一種です。羽の先の模様(縁紋/えんもん)は他のトンボであれば黒とか濃い色であることが多い中、このトンボは比較的明るい黄色をしています。個体差があるようでこのイラストの元にした写真はちょっと全体的に体の色が濃いかなという印象。…とは言っても撮影時間が夕方だったので幾分か暗く写ってしまったというのはありそう…なので、もう少し実物は明るい色かも。
お腹側から(下が枝で少し隠れてしまっていたのでちょっと半端だけど)。お腹にも少し模様があるみたい。
実は自分が個人的に出会うのを心待ちにしていたトンボであります。
というのは、前の年に一度写真を撮っているんですね。
これが最初に撮影したウスバキトンボを元に描いたもの。21年9月なので約1年前となります。
実を言うと最初種類がわからなくてそのままになっており、今年に入って調べ直して名前が判明しました。何となく当時の写真を何枚か見た感じ等身が短く見えたこと、また色が薄く感じたことで少し未成熟な印象を受け、『じゃあよくわかんないな…』と思ってそこで探すのを諦めてしまったのも判別が遅れた原因。等身については角度の関係もあるかもしれないし色に関しては午前中の撮影だったので明るく見えただけかもしれませんが、まだ若そうな個体だなとは未だに思っています(実際はわからないですよ?)
この時の写真しか持っていなかったのでまた撮りたいな…と思っていた矢先に先ほどの個体を見つけた訳です。ワクワクしましたね。
実際のところ大して珍しいトンボではないはずなのですが、何故か自分はあまり見かけないです。ノシメトンボやアキアカネあたりはめっちゃ見るんですけどねぇ……。
また来年見つけられるといいな……