小さくて細くてもカメムシ!~スカシヘリカメムシ~

カメムシ

25年11月某日、ジャガイモの葉に小さい虫がたくさん付いているのを発見。

ハバチか何かかなと思ったんだけど、肉眼だと小さくてよくわからなかったんで写真を撮って拡大してみた。

体が細く、体長は1cmも無いくらい正直あまり目立たないんで、たぶん『写真を撮ろう』と思わなかったらスルーしたかも。

ん~、カメムシっぽい?

体の形状だけ見ると別の虫に見えなくもないんだけど、

・頭の形状が三角形で、小さい目が端に付いている
・羽の両端から見える腹の模様

から考えると知る限りではカメムシの特徴と一致する。写真右のちょっと丸い個体は羽が無く、背中に模様があるので幼虫っぽい。真ん中の成虫と比べてサイズがそこまで変わらないので終齢(※成虫一歩前)に近いと思われる(その点もほかの知ってるカメムシと似ている)。

因みにこれらの特徴は写真を撮った後拡大してやっと判別できました。小さいから肉眼での判別はかなりじっくり見ないと難しいかも

で、調べてみたところビンゴ。やっぱりカメムシらしい。

スカシヒメヘリカメムシ

…と思う、たぶん

虫は似た種類が多いので素人から見て『絶対コレ!』とも言いがたく、断言はできないものの、サイズや模様などの特徴から見るにおそらく合っているはず。

因みにほかの似ているカメムシもピックアップしてみた↓

※この結論に至るまでの候補※
①ヒゲナガカメムシ:前脚が細く、全身がもっと細長い
②ヒメナガカメムシ:小さいので似ているが背中の模様が違うっぽい
③ブチヒメヘリカメムシ:同じ『ヒメヘリカメムシ』の仲間なのでよく似ているが模様が違う

と、それぞれの理由で除外となった(逆に言うと今回の写真のものとお探しの虫が似ているけど違うという場合はこちらを当たってみるといいかもしれない)。

名前の『スカシ』は薄羽が透けてるからであると思われる(違ったら申し訳ない)。この羽は写真の写り具合によっては日光が反射して白っぽく写ってしまう。そうなると背中(腹部)の模様が見えなくなってしまうので、もし写真を撮りたい人は角度を変えて何枚か撮ったほうがよさそう。

『ヒメ』という名前はよく小さい昆虫や花の名称に付いている。今回のカメムシも他のカメムシと比べてかなり小さい。

こっちはすぐ近く(ほぼ同じ場所)にいた個体。

アレ?コレだけ赤い……?

1匹だけ赤茶色。もしかして違う種類が混じってた?と思ったものの、ほかの特徴は一致するし、カメムシ同士といえど別種が同じ場所にいて大人しくしているかなぁ…という疑問がある。色が異なるだけの同種と思われる。

★前に見たナガメとヒメナガメの場合、ヒメナガメがナガメを追い立てていた。違う種類ならたぶん大人しくしていないのでは…という理由はコレのイメージが強いから。

★オンブバッタにも緑色や茶色がいるが、違う色でもつがいが成立するっぽいので虫にとってはあまり関係なさそう(そもそもたぶんニンゲンとは見え方が違う)↓

今回は写真内を確認しただけでも成虫3、幼虫5の計8匹でほぼかたまっていた。たぶん他にももっといただろうことは想像に難くない。因みに幼虫は腹が緑っぽいものと茶色っぽいもの両方いたので、おそらく前者が黄色、後者が赤色に成長するのだと思われる。

…実はこの虫と自分が遭遇したのはこれが初めてではない。といっても自分はすっかり記憶の外だったわけだが、撮った写真をまとめようとしたところ、22年の3月に撮ったものが出てきた。

何故か手にのっかるカメムシくん

そういやこんなんあったな……

何かうっすら思いだしてきた気がする。

※正直ぶっちゃけると実は自分は虫や生き物が怖くて基本触れない人間なのである(こんだけ書いてるのに!?)。でもコレは小さすぎてセーフ判定だった

当時、ちょうどデジカメでいろんなものを撮っていた最中にいきなり手に留ってきた。折角だと思って2枚ほど撮影(※流石に手が写ってるんでそのまま載せられないからイラスト再現)。少ししたら飛んでいった。

そんなに人間を恐れないのかも。それか人間がでかすぎるので生き物(天敵)と思っていないのか……?犬猫とかにもとまるんかな?飼ってないからわからないけど……。

と、いうわけで今回はこのくらいで。

カメムシといえば緑の平たいカメムシのイメージが強いけれど、実際外に出てみると細いのやら黒いのやらオレンジ色のやら、割と種類が多くて面白い。

意外とこれを読んでいる貴方が普段見かけている細い虫も、もしかしたらカメムシ……かもしれない。

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